モチベーションを保つためには・「生き残り」の秘訣♪

2021-12-11

京都の手芸家 サヨコ のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 

昨日は研究会クラスの今年最後の教室日でした。
カリキュラムを修了された生徒さん達が研究会Bクラスに進まれるので、先輩の研究会Aクラスの生徒さん達との顔合わせをしました。

今回修了された生徒さん達は町家キルト教室在籍5年~6年。
先輩研究会Aクラスの生徒さん達は在籍10年~15年です。

 

10年から15年の生徒さん達の作品は、先日の教室展でも独自のキャラが出ていて、さすがに際立っていました。
研究会Aクラスの生徒さんには、それぞれのファンもいるんですよ(#^.^#)
先日の教室展で、会場に置かれたノートに、生徒Mさん宛に素敵なメッセージが書かれていました。
Mさんは「とても励みになる!」と喜んでおられました。

長年作品を作り続け、教室展での発表を重ねると、生徒さんにもファンが出来ることをこの度の教室展で気づきました。

【長く続けていると誰かが見ていてくれて、応援支持してくれる人が現れる】
これは私自身が自分の活動で確信していたのですが、作家という立場ではなくても生徒さんにも同じことが言えるんだと思いました。

 

私の指導の仕方をよく知る友人は、在籍10年以上の研究会Aの生徒さん達のことを「生き残り組やね!」と言います。
本当に根気のいる町家キルトを長年かけて修得し、独自の世界を作れるようになった生徒さんは確かに「生き残り」です(≧▽≦)

 

研究会に新しく進まれる生徒さん達に「生き残り組」と顔合わせして頂いたのは、「生き残り組」が長年教室に通い続け、作品制作のモチベーションを保っている秘訣を後輩さんにアドバイスして頂こうと思いました。
私が作品制作のアドバイスするより、生徒さんからの方が身近に感じられるからです。

 

先輩から後輩へのアドバイスは

「カリキュラムの途中では、やる気が無くなる時期も確かにありました。でも縫いたい作品があるという目標があったから、ここを乗り越え技術を習得しないと自分の縫いたいものが作れないと思って頑張りました」

「研究会は自分のペースで、縫いたいものが縫えるというところが良いです」

「辛い時や忙しい時ほど、縫う時間が必要だった。それが癒しとなった」

「時間がかかっても完成したときの達成感が半端なくある。家族に喜んでもらえることも嬉しかった」

「次のお稽古日まで全く針を持たない時もある。そんな時も気にせず気ままに過ごす。やる気が起こるとあっという間に出来る」

など、実際経験してきたことをお話して頂きました。

後輩さんからの質問にもいろいろと答えて頂きました。
初心者からコツコツ真面目にカリキュラムをこなして、今では複雑なデザイン製図をこなして、素敵な作品を作っている先輩さんからのお話は実感がこもっています。
後輩の皆さんにとてもよいアドバイスを頂き、私も嬉しく有難かったです。

 

 

長く続けられるというのはまず、「好きだということ」が1番大切です。
そして誰かと競ったりという他人軸で作品制作すると絶対に続かないのです。

・自分の好きなことを、自分の納得いくようにやる。
・自分と対話し、過去の作品より少しでも成長する。
・人より上手く綺麗に縫うとか、誰かに褒めてもらうためにとか、誰かに気に入ってもらえるようにという他人軸で作っていては、作った作品を好きになれないし、作者が好きでない作品を見た人は、その作品から魅力を感じることは出来ない。

私がいつも自戒を込めて話している事ですが、研究会Aの生徒さん達もきっとご自分では気づかれていないかもしれないけれど、この精神でやっておられるんだなぁと感じました。

「たかが手芸、趣味の世界。そこまで大層に考えて教室に通っていない。」と、始めて間もない方は思われるかもしれないけれど、趣味でも10年続くとこの域に達すると思うのです。

 

習えば習うほど奥深い「町家キルト」
カリキュラムをコツコツと習得し、町家キルトの技術を全て修了した後の研究会からが、本当の町家キルトの楽しさを実感できるように思います。
私も教えれば教えるほど、新たな町家キルトの世界は広がっていくように思います。

 

研究会に新しい仲間が加わり、今後更に素敵な「生き残り組」が増えていったら嬉しいな♪
2022年も楽しい教室になりそうです。